
2024 年 11 月 3 日 (日)
受付時間: 9:30 ~ 10:00
10:00までに受付を済ませてください。
大会開会式: 10:00 ~
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大会開会式: 10:00 ~
東京都品川区

COPA GINGA JAPÃO
大会について
今回開催予定の Copa GingaJapão(コパ・ジンガ・ジャパオ)は、スポーツとしてのカポエイラの可能性を高めるための大会です。
本国ブラジルでは27年前から競技としてのカポエイラの大会が始まり、その独特なパフォーマンスや音楽が融合した大会は他に類を見ないコンテンツとなり、世界中で様々な形式の大会が行われています。
日本ではまだ開催例が少ないこのイベントを、関東で初となるオープン形式(誰でも参加可能)で開催しようと計画を進めております。
これは日本国内における各カポエイラ団体同士の交流と、カポエイラという文化が一団となることも目的としております。
競技内容はこれから詳細を詰めていくことになりますが、極力スポーツ要素を強めてアスリートとしてのカポエイラの側面を伸ばすために、格闘技要素の強いスタイルのゲームで執り行う予定です。
参加可能な年齢も小学生から大人まで、計8~10個のカテゴリーで構成していきます。
加速度的に進んでいる国際化の中で、日本でも多文化共生や異文化コミュニケーションの大切さが問われています。
それは単に言語を学び会話が出来ることとは異なり、育ってきた相互の文化の違いを理解し合い認め合いながら、暮らしていくことであると考えます。
日本国内に中・長期滞在している外国人を出身国別に見ると、ブラジルが上位 10ヶ国中5位に位置し、実は非常に身近で重要な多文化共生の相手国でもあります。
ブラジル自体が移民で成り立っている背景から、そこから生まれたカポエイラは、まさにこれから日本が直面するであろう多文化共生の問題に必要な要素が備わっていると思います。
人と人とが繋がり合い円になって集う形式や、心躍るリズムと音楽、美しい動作の数々。それを学ぶために人が集まると、そこは生まれ育った文化の違いを簡単に飛び越えて仲良くなれる場所になり、更にそこからそれぞれの文化への興味や認識が広がっていきます。
大会実行委員の私たちカポエイラ指導者は、長年そんな光景を目にしてきました。今大会は、そんなカポエイラの魅力を活かし日本国内でカポエイラを通じて多文化共生の輪を広げていきたいという想いがあります。
Copa Ginga Japão (コパ・ジンガ・ジャパオ)実行委員会は、関東の2つのカポエイラ団
体の代表者たちによって構成されます。
- 実行委員長 エジヴァニジョゼドスサントス(ネギーニョ師範)
- 実行委員 萩原としお、清水喬
以下、運営に関わるカポエイラ団体の紹介となります。
Centro Educacional de Capoeira Araiye
正式名称:セントロ エドカシオナウ デ カポエイラ アライエ(2016年11月20日設立)
団体代表、設立者:エジヴァニジョゼドス サントスネギーニョ師範
団体の名称である ARAIYEの由来はポルトガル語のHumanidade(人類)で古くラテン語の辞Humanitas を起源とし、地球に生きる全ての人々を意味する一方で、カポエイラを学ぼうとする者については国籍・人種・性別・宗教に関係なく一人の人間として尊重し、カポエイラを通して人間としての真価を高める事を目標としています。
代表のネギーニョ師範とプロフェソールの荻原としおの下で、カポエイラの技術・知識・楽しさを学ぶとともに地域のさまざまなイベントにも積極的に参加し、カポエイラとブラジル文化を広めるための活動を行っています。
現在、カポエイラ アライエは日本を本部にして国内でも東京、神奈川、埼玉、群馬、千葉、茨城、栃木、名古屋で支部を持っています。(子供から大人まで国内団体メンバー約150人)
また海外支部も存在し、ブラジル、スペイン、オーストラリアで約50人が活動しています。
Equipe de Capoeira GERAÇÃO GINGA
正式名称:イクイッピジカポエイラ ジェラサオ・ジンガ(2016年1月4日に創立)
団体代表・設立者は:清水喬(プロフェソールオリョジアーギャ)
前身は2001年から世界最大のカポエイラ団体の東京支部でしたが、日本人の生活に合うカポエイラの在り方を模索するため、2005年に離脱し2006年に現在の団体となりました。
特に子供の世代(ジェラサオ)に、ジンガ(カポエイラの代表的な動作・ステップのこと)=カポエイラを普及させ、日本国内で文化として確立させたいという願いが団体名に込められています。
幼児から大人までの定期的なレッスンや、海外からのゲストを迎えるイベントの開催、カポエイラで使用する楽器製作など活動は多に渡ります。
国内では東京と埼玉北部に支部を持ち、幼児から大人まで約70名が在籍しています。
海外ではシンガポールに支部があり、海外赴任の日本人を中心にレッスンを開催しながら、東南アジアのカポエイラ団体との交流にも力を入れています。
カポエイラとは、アフリカ大陸から南米大陸へ連れて来られた黒人奴隷が、看守にばれないようにダンスのふりをして修練した格闘技が起源と言われ、現在ではブラジルの伝統文化として知られています。
相手に蹴りや攻撃を当ててしまうものは下手とされ、基本的に相手には触れず交互にプレッシャーをかけ合いながら行われるために、格闘技とダンスの中間に位置するものと考えられています。
黒人奴隷がダンスの練習をしているように見せかけるため、音楽と共に練習したと言われており、伴奏に独自の楽器が奏でられ見ているだけで楽しくなるのが特徴です。
カポエイラの起源についてはアフリカ人奴隷からの伝播説、先住インディオからの発生説など諸説ありますが、サンバの基本ステップに似ていることもあり、ブラジル国内で独自に生まれたという説が多く支持されています。
カポエイラの流派には、激しくアクロバティックな動きが特徴のヘジョナウと、ゆったりしたアフリカ土着格闘技の動物的な動きが特徴のアンゴーラ、この二つの中間の動きを取り入れたコンテンポラーニアの3種類あります。
2014年11月27日に、カポエイラの輪の集いがユネスコ無形文化遺産として登録されました。
現在日本でも北海道から沖縄まで多くのカポエイラ団体が活動し、名立たるメストリ(Mestre=師範)が毎年来日するなどブラジル固有の文化として認識され定着しています。 (現在、国内では50以上の団体が存在し、世界でも160ヵ国以上でカポエイラが行われていると言われています。)
ゲーム内容と審査基準
大会の流れ
予選 45秒x2回
ベスト8 45秒x1回
ベスト4 45秒x1回
決勝 45秒x1回
ベスト8からは毎回クジを引いて相手を決めます!
大会について
- 時間は45秒
- 得点の高い者が次に進みます
トーキはSão Bento Grandeで行われます。
審査項目
técnica
ジンガ・蹴り避け移動・倒し技など全ての技術の習熟度とその精度
50 / 100
総得点の50%を占めます
ritmo
リズムに動きが合っているかまたリズムの中に身体を委ねているか
20 / 100
総得点の20%を占めます
harmonia
相手に向き合って2人でカポエイラを作っているか攻防の一体感
20 / 100
総得点の20%を占めます
continuidade
動きが単調にならず継続性を持って動き続けているか
10 / 100
総得点の10%を占めます
重要なポイント
良いジョゴをした2人とも次に進む可能性がある
単純な勝ち負けではないのでカポエイラらしさ素晴らしさが引き出される!
まとめ
- トーキはSao Bento Grande
- 時間は45秒
- 勝ち抜きではなくポイント制
- técnica
- ritmo
- harmonia
- continuidade
以上の4つの項目で審査する
禁止行為
ガロパンチやエスカーラコトヴェリャーダなど手(腕)の攻撃故意に当てる行為
相手を抱えて、床に落とす・叩きつけるなど危険行為
ハスティラ・チゾーラ、ヴィンガチーヴァはOK
床に倒れた相手に攻撃を加える行為 実際に攻撃を当てること
相手を傷つける目的で行った場合減点対象となります。
あまりに危険な行為については退場の可能性もあります。
カテゴリー
キッズ カテゴリー C
小学生
1・2年生の部
キッズ カテゴリー B
小学生
3・4年生の部
キッズ カテゴリー A
小学生
5・6年生の部
中学生カテゴリー
中学生の部
全学年対象
成年カテゴリー D
生徒の部
三段位目まで
成年カテゴリー C
生徒の部
五段位目まで
成年カテゴリー B
Graduado
部門
成年カテゴリー A
Instrutor
Professor
部門
参加費用
小学生、中学生
6.500円
高校生、成人の方
7.500円
イベントTシャツ代を含む。
スポーツ保険は各自で御加入ください。